正直に言うと、既製品がまともに体にフィットする体型の人はそうそういない
人の体型はどこかに小さいながらもクセが存在する
極端に言えばO脚やX脚、腕の長短、首が太い、足の長短など、どこかにクセが存在します。
既製品は、理想とされる標準体型を基本に考えられており、100%ピッタリ!なんてことはモデルでもそうありえない
かといってオーダースーツなどは高くて手が出せないことが多いのが現実
パターンオーダーにしても、似た体型のパターンを見繕ってそこから簡単な修正を施していく
ということは、90%は体に合うにしても100%は難しい
ここ一番!!という服ならオーダーでもいいが、普段からオーダーで服を注文するのはよっぽど余裕のある人でないと難しい
ならば、既製品で100%までいかなくても、できる限りかっこよく着こなせるフィッティング術を身に付けておけばそれだけでもお得だ
そこで今回はそんなお得なフィッティング術を紹介して行こう
まずは、肩幅
最近はまだ少なくなってはいるが、肩パットが入っているスーツだと、特に気をつけなければいけない。
肩と袖の縫い目は肩にほんの気持ち程度乗っているほうがかっこいいし実はピッタリである
肩に乗りすぎていても動きづらいし、不細工なので気をつけること
ここが落ちていると、だらしなく見える
肩がピッタリだと、動きづらいのでは?と思う人もいるとおもうが、実は肩幅が合ったスーツのほうが動かしやすい
その上、変なしわがよりにくいので、かっこよく見える
このとき気をつけることは、首から肩にかけてピッタリとフィットしているかどうか
首が浮いていると不細工に見える
また、胸が浮いていてもおかしいので、ここも気をつけてほしい
鏡で背中側も綺麗に沿っていることをチェックすることも忘れずに
次はボタンを留めてみる
二つボタンなら、上のボタンだけ 三つボタンなら真ん中を留めてみる
ここで、背中側が突っ張っていないか気になるところである
確認するには腕を動かしてみる
棚の上のものを取るつもりで両手を上に上げてみたり、つり革につかまる感じで腕を上げてみたりなど、日常に動かしそうな腕の動作をしてみる
このときに身頃(体の部分)が、大きく動くならそのスーツはやめたほうがいい
このときに脇の下のチェックも忘れずにしてほしい
このチェックはアームホールが無駄に大きくないかどうか
ここがあまっていると肩に負担がかかり、疲れがたまりやすくなる
逆に首が浮くときつい証拠である(おそらく肩も合っていない)
アームホールは、一番動く腕の部分なので侮ってはいけない
最後にできるなら、椅子などに座ってみてほしい
無理ならかがんで下の物を両手で拾う感じで動いてほしい
背中の突っ張り方がチェックすると同時に、首が浮いていないかチェックしてほしい
浮いているなら、ほかのジャケットを選ぶか若干のお直しが必要かと思う
注意点をまとめると…
1.アームホールの大きさをチェックする
2.日常の動きで首が浮かないかどうか
3.ブランド物ということに惑わされない
4.着心地は生地だけでは決まらない
ブランドの服だから、何処どこ産の生地だからいいに決まっている!
なんて既成概念は捨ててフィッティングしてほしい
本当にいいもの見るには、自分に合ったものを見つけることから始まる
枠にはまった考えだけをしていては本当のいいものは見つからない
